商品概要

感震機能付ブレーカ

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NE53C-MGU

感震機能付サーキットブレーカ

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GK58WN-MGU

感震機能付・単3中性線欠相保護付漏電ブレーカ

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GK53WN-MGU

感震機能付・分散型電源システム用単3中性線欠相保護付漏電ブレーカ

各部の名称(漏電ブレーカ)

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外形図

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基本仕様

動作感度

震度5強相当※1
・250gal周期0.3s、0.5s、0.7sにて動作
・80gal周期0.3s、0.5s、0.7sおよび250gal周期0.1sにて不動作

遮断時間

3分/1分/即時 切替※2

感震遮断表示

地震波感知により遮断した場合、ブレーカ投入時
表示ランプが橙色に点灯

警報出力

ブザー鳴動、表示ランプ点滅中のみ警報出力
無電圧接点 DC30V 20mA※3

リセット入力

無電圧a接点 DC5V 0.1A

※1. 動作感度の切替はできません。
※2. 製品出荷時は、遮断時間を3分に設定しています。
※3. 警報出力は半導体接点のため、通電電流により電圧降下が増大します。定格電流付近で使用される場合は電圧降下に注意してご利用ください。

サーキットブレーカ

定格電流

極数・素子数

納期区分

標準価格(円)

NE53C-MGU

30A

3P3E

29,500

NE53C-MGU

40A 50A

3P3E

31,000

NE63C-MGU

60A

3P3E

31,000

NE103CA-MGU

75A 100A

3P3E

39,000

漏電ブレーカ

定格電流

極数・素子数

定格感度電流(mA)

納期区分

標準価格(円)

GK58WN-MGU

30A 40A 50A

3P2E

F30

32,500

GK68WN-MGU

60A

3P2E

F30

32,500

GK108WNA-MGU

75A

3P2E

F30

39,000

GK108WNA-MGU

100A

3P2E

F30

45,500

GK53WN-MGU

40A 50A

3P3E

F30

32,500

GK63WN-MGU

60A

3P3E

F30

32,500

GK103WN-MGU

75A

3P3E

F30

39,000

GK103WN-MGU

100A

3P3E

F30

45,500

◎物流センター在庫品

感震機能付スリム3Pブレーカ

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NX53-MGU

感震機能付サーキットブレーカ

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GX53-MGU

感震機能付漏電ブレーカ

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GX53N-MGU

感震機能付・分散型電源システム兼用
単3中性線欠相保護付
スリム3P漏電ブレーカ

各部の名称(サーキットブレーカ)

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※1 適合圧着端子 R2-5 ~CB22-5S

外形図

image_circuitdimensions_2023_01

基本仕様

動作感度

震度5強相当※2
・250gal周期0.3s、0.5s、0.7sにて動作
・80gal周期0.3s、0.5s、0.7sおよび250gal周期0.1sにて不動作

遮断時間

3分/1分/即時 切替※3

感震遮断表示

地震波感知により遮断した場合、
ブレーカ投入時表示ランプが橙色に点灯

警報出力(無電圧接点出力)

ブザー鳴動、表示ランプ点滅中のみ警報出力
・最大 DC30V 20mA※4

リセット入力

無電圧a接点 DC5V 0.1A

※2 動作感度の切替はできません。
※3 製品出荷時は、遮断時間を3分に設定しています。
※4.警報出力は半導体接点のため、通電電流により電圧降下が増大します。定格電流付近で使用される場合は電圧降下に注意してご利用ください。

サーキットブレーカ・漏電ブレーカ

定格電流

極数・素子数

納期区分

標準価格(円)

NX53-MGU

30A

3P3E

29,500

NX53-MGU

40A 50A

3P3E

31,000

GX53-MGU

30A

3P3E

31,000

GX53-MGU

40A 50A

3P3E

32,000

GX53N-MGU

30A

3P3E

37,000

GX53N-MGU

40A 50A

3P3E

37,000

◎物流センター在庫品

動作フロー

震度5強相当以上の地震波を感知し、主幹ブレーカを自動遮断!※
遮断までの設定時間が3分(初期設定)の場合

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■ 遮断時間「即」設定時に地震波感知した場合、ブザー鳴動・ランプ点滅を行わずブレーカを即時遮断します。
※設置した壁が地震などで大きく傾いた場合も自動遮断します。

Setting the seismic breaker

感震ブレーカーの設定に際しては、急に電気が止まっても困らないための対策と合わせて取り組むことが必要です。

● 感震ブレーカーが動作した場合、生命の維持に直結するような医療機器等への影響が考えられるため、使用にはご注意ください。
● 夜間の照明確保のために、停電時に作動する足元灯や懐中電灯などの照明器具を常備しましょう。
●感震ブレーカーの設置に関わらず、地震時やその他の自然災害時にも大規模な停電が発生するおそれがあることから、平時から停電対策に取り組みましょう。

effective countermeasures

耐震対策等と合わせて取り組むとさらに効果的です。

● 避難路の確保等のために、建物の耐震化や家具の転倒防止等に取り組みましょう。
● 復電する場合には、事前にガス漏れ等がないことの確認や、電気製品の安全の確認を行ってください。
● 仮に、復電後、焦げたような臭いを感じた場合には、直ちにブレーカを遮断し、再度、安全確認を行い、原因が分からない場合には電気の使用を見合わせることが必要です。
● 定期的な作動性能の確認や、必要に応じて部品等の交換を行いましょう。

経済産業省「感震ブレーカー普及啓発チラシ(平成29年2月更新)」を加工して作成

バリエーション

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感震機能付ホーム分電盤

主幹ブレーカと感震機能が一体化した感震ブレーカーを搭載。

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・主幹ブレーカに感震機能付漏電ブレーカ(感震ブレーカー)を使用したホーム分電盤です。
・感震ブレーカー分電盤タイプ※1に対応したホーム分電盤です。
・地震波感知から自動遮断までの時間を3分、1分、即時より選択可能です。
・地震波感知により主幹ブレーカが作動した場合、主幹ブレーカ投入時に橙色ランプ点灯によりお知らせします。

※1.「大規模地震時の電気火災の発生抑制に関する検討会」によって取り纏められた「感震ブレーカー等の性能評価ガイドライン(平成27年2月)」による。

感震機能付漏電ブレーカの仕様

形式番号

GK58WN-MGU GK53WN-MGU GK68WN-MGU GK63WN-MGU GK108WNA-MGU GK103WN-MGU

定格電圧

AC100/200V 50/60Hz

動作感度

震度5強相当※2
250gal周期0.3s、0.5s、0.7sにて動作
80gal周期0.3s、0.5s、0.7sおよび250gal周期0.1sにて不動作

遮断時間

3分/1分/即時切替※3

警報の表示

ブザー:鳴動
ランプ:赤点滅

感震遮断表示

地震波感知により主幹ブレーカが動作した場合、主幹ブレーカ投入時ランプが橙色に点灯

警報出力

ブザー鳴動、表示ランプ・点滅中のみ
警報出力
無電圧接点 DC30V 20mA

リセット入力

無電圧a接点DC5V 0.1A

※2. 動作感度の切替はできません。
※3. 製品出荷時は遮断時間を3分に設定しています。

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MGユニット(感震機能付ブレーカユニット)

既設ホーム分電盤へ感震ブレーカーの増設が可能。

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感震ブレーカー分電盤タイプに対応した既設ホーム分電盤の一次側に追加設置する機能追加ユニットです。

※1.「大規模地震時の電気火災の発生抑制に関する検討会」によって取り纏められた「感震ブレーカー等の性能評価ガイドライン(平成27年2月)」による。
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感震リレー(増設用)

既設ホーム分電盤※1へ感震リレー(感震ブレーカー対応)の増設が可能。

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※1. 感震リレー(MG4)は日東工業製ホーム分電盤プチパネル(HCD・HPD・HCB・HPB・HSB・HMB)、HMDタイプ横型分電盤(HMD)および「安全ブレーカタイプ(HPA・HCA)」専用品です。
上記以外のホーム分電盤をお使いの場合は、MGユニット(FPCD-MG)をご用命ください。
※2.「大規模地震時の電気火災の発生抑制に関する検討会」によって取り纏められた「感震ブレーカー等の性能評価ガイドライン(平成27年2月)」による。

復旧作業手順

  • 大地震発生後避難先から帰宅した時

    感震ブレーカーがOFFになっている場合

  • 復旧作業をする前に

    ① 建物が全壊および半壊となった場合には復旧作業をしないでください。
    屋内外の電気配線の状況や家屋の傾斜(損壊)の状況などについても可能な限り確認を行ったうえで復旧作業を行ってください。

    ② 万一の出火に備えて消火器と通話可能な電話(消防への通報用)を確保してください。
    復電後、焦げたような臭いを感じた場合には、直ちにブレーカを遮断し、再度安全確認を行い、原因が分からない場合には電気の使用を見合わせてください。

    ③ 分岐ブレーカをすべてOFFにしてください。
    各部屋ごとの電気配線に異常がないかを確認するためです。

  • 建物内の状況を確認

    ① 電源コードが家具・家電の下敷きになって断線していませんか?
    下敷きになっている電源コードがある場合は、コンセントから電源コードを抜いてください。
    また、誤って使用しないようにコードに使用禁止の目印をつけてください。

    ② 発火の可能性がある家電の周辺に可燃物が落下していませんか?
    可燃物が落下してる場合は、可燃物を取り除いてください。



    ③ 家具・家電が転倒(故障)していませんか?
    転倒(故障)している家具・家電に電源コードがある場合は、コンセントから電源コードを抜いてください。

  • 感震ブレーカーをONにする

    感震ブレーカーがOFFの状態となっていますので、ONの状態にし、ランプの色を確認してください。
    地震波感知により遮断した場合、ランプが(約10秒間)橙色に点灯し、その後、通常状態の緑色点灯に変わります。

    感震ブレーカー(主幹ブレーカ)


  • 分岐ブレーカを1つずつ確認しながらONにする

     A . 分岐ブレーカに各部屋の名前が記載してある場合
      各部屋を確認しながら、分岐ブレーカをONにしてください。

     B . 分岐ブレーカに各部屋の名前が記載していない場合
      1つの分岐ブレーカをONにしたら各部屋を確認し、異常がないことを確認できた後に、次の分岐ブレーカの確認へ移ってください。




    どの分岐ブレーカがどの部屋(コンセント)に配線されているか、事前に確認し部屋名を記載しておくことをおすすめします。

    異常なく、すべての分岐ブレーカをONにできれば、復旧作業は完了となります。
    復旧作業の途中で、主幹ブレーカまたは分岐ブレーカが切れてしまったり、復旧作業後に異常が確認された際は直ちに主幹ブレーカをOFFにし、電気工事業者へ連絡してください。

  • 感震機能付ブレーカの設置場所の選定とご使用について

    ● 感震機能付ブレーカは震度5 強相当以上で動作しますが、取付けた位置で感知するため、設置状況、場所などによって気象庁の発表する震度とは異なる震度で動作するおそれがあります。
    一般的に設置場所が高くなるほど地震や振動による揺れが大きくなります。
    ● 地震波に類似した振動が発生する場所では感震機能が動作するおそれがあります。設置場所においてあらかじめ誤動作が起こらないことを確認し、本製品を設置してください。



    〈誤動作の可能性がある場所の事例〉
    ・大型のドアや引戸の近く
    ・連続して振動、衝撃を発生させる機器、設備の近く
    ・アンカーなどで固定されていない盤への取付け
    ・強度が低い壁面への取付け
    ・電磁接触器などの近く
    ・IECレールへの取付け
    ・建物の修繕工事など